キャラホビ2011 1日目のみ(GTM編)

写真はtwitpicにあるので一旦置いておいて。
ゴティックメードの制作発表会の話に移ります。
場内展示自体は壁面広告と、
扇子を売ってたくらいでしょうか。
壁面広告には「2012年春公開予定」とあったわけですが…。
扇子はFSSすえぞう柄とGTMカイゼリン柄が。
FSSとGTMの扇子 on Twitpic
今回の制作発表会は事前にWebニュータイプでの参加登録が必要でした。
参加登録完了のメールと身分証明書を提示して、待機列へ。
列整理開始10分後ほど、開場40分程前でしたが、
こちらもさほど混んではおらず。
ステージでは小学生が最高であると豪語する方などによる
前のイベントが続いていて、待ち時間も退屈しません。
ステージではまず川村万梨阿さんのメインテーマミニライブ。
PVでも流れる、透き通った感じの曲です。
後でご本人は
「自分が楽器にならないと歌えないと思いました。」
と言われていました。
続いて「角川65周年記念作品ですから」と言って
角川の井上社長自らがMCとして登場。
さらに登場の永野護さんは「今回はセーラーコスじゃないよ!」と
フィルモア柄で作ってみたという浴衣に、場内で販売されていた扇子。
井上社長は「カイエンぽい」とも言われていましたが、
(川村さんの?)手縫いでかなり高くついているので、
「希望があれば量産する」と冗談ぽく。
クリスティン・V柄も作ってみたそうです。
ここからは作品内容についてのトーク。
永野さん曰く
「単なるロボットアニメ。
かわいい女の子とカッコいい男の子が出てきて、
訳の分からないロボットが出てきて、
どんがらがっしゃんで終わる話です。」
とのこと。
「男と女の価値観の違いもテーマにしてます。
といっても二人が喧嘩してるだけなんですけど。」
制作状況について。
今、死亡説が流れかかっている著名原画マン(アニメーター)の数人は、
このPJで捕まえて、永野さんと角川の一室で缶詰してるそうです。
角川前のコンビニにしょっちゅう現れるとのこと。
「何の自慢にもならないけれど、スタッフ平均年齢がアラフィフだと思う」
ということでかなり経験のある方々で作っているようです。
ともかくそういった小さいころからロボットアニメで育った方々を集めて、
「理想のTheロボットアニメ」を目指しているというお話。
さらにCVの発表。
ベリン: 川村万梨阿さん
トリハロン: 佐々木望さん
ベリンの発表の際には「何を白々しい、と思ってるでしょ?」と永野さん。
川村さんは
「歌の説明が全くないので読解力が試されてるのかと思いました。
歌に掛かり切りだったので、CVもやると教えてもらって、
私に私でいいのか、やらせてもらえるのか、と。
スタッフの気持ちをセリフに乗せたいです」
とマジメにコメントしているところに
「重いんだけど」と突っ込む永野さん。
「すごく卑怯な作り方をしてます。
一般的なアニメではあり得ないくらい贅沢な作り方ですね。」
と言ってたのは解像度だったりの制作手法や、
声のあて方の話でしょうか。
特報映像も一本。
動くベリンとトリハロンの他に、
なんか地中から現れるカイゼリン、
赤く変わるカイゼリン、
立ち上がろうとするのにえらく細部が動くカイゼリン。
井上社長が「なんか赤かったですけど?」と聞くと
「恥ずかしがってるんです。いや嘘ですけど。」と永野さん。
他にもカイゼリンのことを井上社長が聞くと
「秘密です。
ここでこの(赤くなる)秘密を話しても、
さらに話し足りないくらいの秘密が出てくるロボット。
とにかく劇場で見てほしいです。」
「これまでエルガイムとか「きどうせんしぜっとがんだむ」とか
ロボットはいろいろ作ってきたけれど、
まだまだアイデアが尽きないくらい出てきてます。」
という永野さん。
映像見た限りでも派手な動きはまだないのに
ギミックは本当に多そうな感じでした。
30分は短いもので、早くもラスト。
締めコメントでは川村さんが
「二十数年の悲願です。ぜひ劇場で見て頂きたい」
と、いいコメントをされているのに、
またしても「重いよ」と突っ込む永野さん。
まぁ、文字通り夫婦漫才です。
そして。
永野さん「連載止めてて本当にすみません。GTM終わったらすぐ再開します。」
井上社長「言われましたね?終わったら、なんでしたっけ?もう一度お願いします。」
永野さん「これ終わったらFSSすぐ再開します。」
永野さん「カイゼリンが動くところをぜひ劇場で見てみて下さい。」
ということで制作発表会は終わりです。
とりあえず来年春まではGTMもFSSもお預けですが、
「リブート」を読みながらのんびり待ちましょう。
今度は写真編に続くと思います。